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日本とインド、中国、韓国に共通すること

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これら4カ国に共通するのは「国内の優れた大学入学の選抜試験が異様に厳しい」。しかし「世界的に評価が高い大学が極度に少ない」という点です。

人口に応じて優れた大学が十分にあれば「国内の優れた大学入学の選抜試験が異様に厳しい」という現象はなくなります。欧州、北米など「先進国」は、どこもそうです。しかし、日本とインド、中国、韓国は、欧米先進国とは様相が異なっているのです。

日本以外のインド、中国、韓国の「優秀な学生」は、国外の大学に活路を見出しています。その多くはアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなどの英語圏の大学です。

ただ一人日本だけが、そうなっていない、

一昔前、多くの日本人はアメリカの大学は勉強しなくても入れる、だから質が劣る、と信じ込んでいるようですが、どうも、それはコミュニティーカレッジ、のことだったのではないか、と思います。1980年~2000年ころはコミュニティーカレッジに日本人が大挙して押し寄せていました。そもそも4年制大学にiFreshamn入学した者の数などゼロに等しかったはずです。仮に4年制でも、TOEFL、SAT免除、といったレベルの低い大学だったでしょう。

アメリカの4年制大学は州立、私立を問わず、優れた大学は200や300あります。世界ランキングのTop200に入るアメリカの大学は77もある。日本は5大学だけ。そのアメリカのトップレベルの大学に入るのは「高校の成績」が優秀でなければ入れないのです。日本の成績で言えば「オール4」や「オール5」でなければ入れない。オール3だと同じ州立でも2番手、3番手の大学でなければ受け入れてもらえない。

そういう「真実」を知れば、多くの日本人も「偏見」から脱することができるでしょう。そして、インド、中国、韓国の高校生と同じく「優れた大学」をめざしてアメリカ、カナダ、イギリスに向かうようになるでしょう。

アメリカのトップレベル大学に進学を考えている小中高生のための京都サイエンスアカデミー


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