滅びゆく漢字に連綿としがみついていたならば日本は沈没する。漢字は滅ぶに任せ英語を公用語とせよ!そして、2020年以降は小学生には漢字を教えず、英語、ラテン語、ギリシャ語のみを教えるようにするべきである!
世界のディファクト・スタンダードになっている英語の語源の60%はラテン語、ギリシャ語である。Over 60 percent of all English words have Greek or Latin roots.
サイエンス分野に限定するとラテン語、ギリシャ語由来が90%に達する。In the vocabulary of the sciences and technology, the figure rises to over 90 percent.
日本の英語教育では、この点が全く無視されている。
私たち日本人は、漢字であれば文字を見ただけで意味が伝わるけれどアルファベットだと意味が伝わらない、と信じ込まされてきた。しかし実は真っ赤な嘘だった。ラテン語、ギリシャ語の語源を理解していればアルファベットの単語を見ても「意味が分かる」。
a dormant volcano
ラテン語の意味を知っている人間ば、これが休火山を意味するとパッと分かる。あるいは下記の2つの英文の意味も見てすぐにわかる。
The seeds will remain dormant until the spring.
Her emotions have lain dormant for many years.
ラテン語、ギリシャ語の語源が持つ意味を理解せず、やみくもに英語の単語を丸暗記する今までのやり方では本当の英語力はつかないだろうし、暗記できる単語数も限界がある。
2136もの膨大な常用漢字を覚えることに時間と労力を費やすのは無駄である。直ちにラテン語、ギリシャ語に由来する英語の単語の語源の学習に切り替えるべきだ。
紀元前3200年頃にウルクでウルク古拙文字𒌦𒊕𒈪𒂵 という絵文字が生まれたそうであるが現代では、そんな文字は使っていない。文字も時代とともに亡びることがある。永遠ではない。
漢字は亡びる
そんなシロモノに日本人の運命を託していたら日本人が漢字と運命を共にして滅びてしまう。日本人が使っているような漢字は、中国人は使っていない。わずか1億2千万人しか使っていない。2050年には日本人の人口は5千万人になるそうだが、そうなると日本人が使っている漢字は風前の灯だ。その頃には漢字は「古老だけが知っている」ものになっているだろう。