クリント・イーストウッド監督はリバタリアニズム信奉者として有名ですが、氏の「アメリカン・スナイパー」を見ました。
こういった優れた映画を見てしまうと、幼稚でお粗末な日本の映画など、金輪際見るものか、とまたまた思ってしまいます。
非武装で国家の尊厳と安全が護れるという迷信を信じて疑わない日本人が多いと思いますが、日本の安全は日米安保条約で維持されているに過ぎないのであって、そのアメリカの軍事力を支える多くのアメリカ人の犠牲の上で日本人が平和を謳歌している現実には、嫌悪感、罪悪感を感じざるを得ません。
アメリカのイラク、アフガニスタンなどへの侵攻、介入に反対するのであれば、即座に憲法を改正し、日米安保条約を破棄して、軍隊と呼べる軍事力を保有し、自分の国は自分で護るべきです。
憲法9条を維持したまま人間の尊厳を失うか、人間の尊厳を維持するために現行憲法を破棄するか、どちらかを選択する地点まで日本人は追い詰められてきたと思います。
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リバタリアニズム
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