もう既に中高一貫校に入ってしまった中学生は中3の秋からアメリカのBoarding Schoolに転校するべきである。
何故なら日本の中高一貫校からでは十中八九は日本のトップ大学にしか入れない。
そして、悲しいことに日本の世界大学ランキング100位以内の名門大学は36位の東大と61位の京大しかない。
具合の悪いことに、劣悪な政府の文部行政のせいで、その東大、京大さえ2030年迄には確実に世界大学ランキング100位以内から200位以下に転落するだろう。
実際、もう既に中国の清華大学が20位、北京大学が23位、復旦大学が70位、中国科学技術大学が87位、浙江大学が94位、上海交通大学が100位に躍進しているので、この想定は極めて現実的だ。
一方英米には世界大学ランキング100位以内の大学が多数存在する。アメリカは38校、イギリスは11校ある。
そして、アメリカのトップレベルのBoarding Schoolからは世界大学ランキング100位以内の英米のトップ大学に進学できる可能性が大きいのである。
アメリカのトップレベルのBoarding Schoolと比較すると日本の開成、灘などのトップ進学校の教育の質は決して良くない。それどころか劣悪と言って過言ではないだろう。
例えばMilton AcademyTransferは数学の教師が19名もいるが、そのうちハーバードCollege卒2名、MIT卒2名、シカゴ1名、Johns Hopkins1名、コーネル1名と行った具合だ。
Phillips Exeterの教員数は288名で23%が博士号保持者。
数学教師は総勢28名で、そのうち世界トップレベルの大学の博士号保持者が7名。世界トップレベルの学士・修士が11名もいる。
アメリカのトップレベルのBoarding Schoolに合格するには中2の10月までにTOEFL iBT100~105をとる必要がある。それとは別に学力テストを受験しなければならない場合がある。そのテストは3種類ある。PSAT,SSAT,ISEEだ。どれか1つでいい。ただし必須ではなくOptionalとしている学校もある。ISEEは3つのレベルがあるがThe Upper Levelが該当する。試験時間は2時間50分で試験内容は下記の5分野ある。
Verbal Reasoning
Quantitative Reasoning
Reading Comprehension
Mathematics Achievement