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え?!これがTOEFL Speaking満点のサンプル

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あるブログからの引用です。


”先生の専門は理数系ですがTOEICをはじめTOEFL iBTでも満点を取得した英語勉強家でもあります。 今日はそんな満点講師である先生のモデルアンサーをもとに、TOEFLスピーキングでの高得点術を探っていきます。Speakingセクションで伸び悩んでいる方は参考にしてみてください”

期待をして満点回答のサンプル音声を聞きましたが期待はずれでした。日本語の語り口調を、そのまま英語に置き換えている。

非常に気になったのは赤字の部分です。語彙力不足のせいでしょうか、内容が薄い気がします。

I think I should pick a computer. Ah, computers were not available, like, you know, for the general public, to the general public, when I was a kid, and ah, the only option was, like, to write things by hand or, if it’s a computation, to use a calculator.

But, ah, when I was a college student, computers—that’s when computers began to become available, widely available. And, that accelerated, ah, both computational work as well as, like, document processing of various kinds.

And ah, I benefited greatly from a computer programs called LaTeX when I wrote my dissertation. And ah, right now I work through my keyboard. Most of my work is done through my keyboard.


日本の高校、大学で教育を受け続けると最高レベルでもこのレベルでとどまるなら、事態は深刻だと思ってしまいます。


ただ、このブログ記事には最後に落ちがあって、ああ、そういうことを言いたいのか、と納得できました。

”ただ、一つ気づいたことがあります。それは、TOEFL満点取得者の英語でもネイティブのそれとはほど遠い、ということです。リズムや発音、さらにアクセントの付け方という観点ならば帰国子女の学生のほうが優っています。先生の解答はそこまでネイティブに近い英語ではありませんでした。この事実からわかるのは、TOEFLのスピーキングにおいて発音力はあまり関係ない、ということです。これは英語の発音に自信がなくて縮こまっている方に朗報ですね。TOEFLスピーキングでは発音に気にせず喋り通しましょう。採点者はそこまで発音には気にしないようです。それよりも物語の具体性、語彙力、さらに喋り通す力をつければ得点はおのずと上がります”


発音軽視を唱える立場を補強する「材料」に使われているということであり、真に受ける人がきっと多いのでしょう。

真に受けて、発音力向上を怠ってしまったら、そこで「お終い」です。テストは乗り越えられるかもしれませんが、実際に英米、カナダの大学などに進学した場合、果たしてそれで済むのか?は疑問です。


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