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学内成績が上位10%以内

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2005年~2006年当時の例ですので、あまり参考にならないかもしれませんが、新聞やブログで一般に公開されていた情報をご紹介します。


2005年、大阪府立北野高校を首席で卒業した中国籍のSさん(18)がハーバード大学に合格しました。北京で生まれ、10歳のとき来日。北野高校では体育以外の全教科で最高の「5」の評価を3年間とり続けたとのことです。「人のために何かをできる人間になりたい」と、米国留学を目指して英語を勉強してきたようです。朱さんは「日本の大学受験も考えたが世界からユニークで優れた学生が集まるところで挑戦したかった」と初志を貫いたとのことです。高校3年10月時点のSさんのTOEFLの点数はCBT257、SAT Iはverbal 540  math 760でした。またSATIIは高校3年の12月時点でwritinが610Math1C、Physics が満点近い点数でした。

2006年には、一人の灘高生がHarvardに応募しましたが残念ながら不合格になりました。しかしWashington University in St. LouisやCornell Universityには合格しています。彼のSAT Reasoning Testの成績は日本人としては際立って優秀でした。Harvardに合格できなかった正確な理由は何だったのかはHarvardのAdmissionの担当者以外知る由もありませんが、恐らくは学内成績が一位、ないしはそれに近い成績ではなかったからと考えられます。

灘、開成、麻布、武蔵、筑波大学付属駒場高等学校、大阪星光学院、東大寺学園、洛星高校などの名門高校の生徒の場合、学内成績順位が中ほどでも、アカデミックレベルは極めて高いわけですがHarvardに応募する限り、学年順位が中ほどでは合格はできないのでしょう。

合格者のうち学内成績が上位10%以内であった者の割合は、2006年のデータによれば、Harvard95%、Princeton94%、Yale95%でした。












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