2015年の主な大学のFreshmanのSATのCritical Readingのスコアが700~800だった割合を見ますと下記のような結果となっています。スコア70は偏差値67です。
こうしてみますとUCLAはたった27%です。東大や京大志望者が目指すに相応しい大学とは言えません。偏差値が59であれば入れる「中堅」大学です。
日本から毎年多くの高校生、それも高校の成績が思わしくなかった人、がおおぜいコミュニティーカレッジに押し寄せ、UCLAへのトランスファーを目指していますがUCLAは決して難関大学ではありません。
Applications | 92,728 |
Admits | 16,016 |
Enrolled new students | 5,679 |
合格率は17.2%と難関大学の「ように見えます」が、折角合格しても実際に入学したのは35%しかいません。おそらく偏差値が67以上の合格者はStanfordやアイビーリーグに重複合格しておりUCLAを辞退していると考えられます。UCLAは「滑り止め」なっているのでしょう。
2015年にはアメリカの内外から3109人がトランスファー入学していますが、そんなことが可能なのは実は合格辞退者が65%もいるからです。これが毎年、延々と繰り返される。とても「正常」なことだとは思いません。
Critical Reading700以上(%) | |
University of Chicago | 82 |
Yale | 80 |
Harvard | 78 |
Princeton | 73 |
Stanford | 72 |
Northwestern | 72 |
MIT | 69 |
Amherst | 68 |
Williams | 66 |
Swarthmore | 63 |
Carleron | 53 |
Carbnegie Mellon | 52 |
UC-Berkeley | 40 |
UCLA | 27 |
University of North Carolina Chapel Hill | 25 |
UC Santa Barbara | 15 |
UC Davis | 10 |