Google、Facebook、Twitter、Amazon、Microsoftが、現実世界に君臨し、中でもGoogleはITの世界にとどまらず自動車、ロボット、エネルギー分野の中心になりつつあります。いずれ、医療、金融の世界、当然のことながら軍需にまで手を広げるのは時間の問題だと思います。
言い換えれば、世界の実質的支配者がGoogleになるかもしれない。
それはともかく、それほど絶対的パワーを持つ存在になりつつある。そして同時にアメリカのシリコンバレーこそが世界の中心になりつつある。
当然のことながら「教育」の中心もシリコンバレーになる。
優秀な研究者が、ハーバード、イエール、プリンストンではなくカリフォルニア州の大学、特にStanford University、University of California-Bekeley、California Institute of Technology、Harvey Muddといった大学に集まるようになる。そして、それが一気に加速し、爆発点に達する。
注意深く見ていると「~大学のシリコンバレー拠点」という言葉が多く見られるようになっています。九州大学も、そのひとつ。
そして、それは大学の段階にとどまらず初等、中等教育の段階から始まる。
灘、開成などの優れた高校から東大,京大などのトップ大学という従来のコースでは、おそらく太刀打ちできない時代が来る。何もそれは日米だけで言えることではなく、アメリカ、特にシリコンバレーと「世界」という関係でも同じことが起こる。中国、インド、韓国などのアジア諸国、南米、アフリカ、そして欧州から続々とアメリカ、特にシリコンバレー、Google、に優秀な人材が集まる。
大学、大学院教育では世界中からアメリカの大学へという流れが加速していますが、それが初等教育、中等教育のレベルにまで広がっていくのは時間の問題だと思います。
「国家」が教育を支配する時代から「Google、Facebook、Twitter、Amazon、MicrosoftなどのIT企業が支配する」時代に突入する。
世界中のトップレベルの頭脳の持ち主にとって英語で考える、英語で学ぶ、ことができる能力は決定的な意味を持つようになる。
そもそも日本人全員が英語を学ぶ必要など最初からなかったのです。英語を学ぶ必要があるのはトップレベルのごく一部の人です。そして、その人たちがサイエンスを英語で学ぶべき時代は日本だけでなく「世界中で」既に始まっています。日本は出遅れたのです。サイエンスを志す人が国内の大学に留まっていてよかった時代は、もう終わっています。アメリカのトップレベルの大学、特にスタンフォード、UC-Berkeley、University of Washington-Seattleを目指す時代です!
京都サイエンスアカデミー
セミナー実施日時9月6日(土) 16:00~18:00
参加費無料
場所:京都 長岡京市 中央生涯センター
申し込みは申し込みフォームからどうぞ。
申し込み締め切り 8月10日
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灘、開成、東大,京大では世界で闘えない時代になる
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