海陽学園は、そもそも日本のイートンを目指して設立された学校のはずが、いつのまにか普通のどこにでもある進学校に「成り果て」てしまった。この学校が実践すべきは「英語100%授業の徹底」だ。英語を学習する、という旧来の考えを捨てることだ。それができなければ何も変わらない。教員は全て英米、カナダの英語圏のトップ大学出身者で固める。日本の教員免許など持たない人間を採用し、英語で教育することを徹底するべきなのである。「東大、京大、慶応、早稲田、日本の医学部に進学したい生徒は入学させない」という覚悟を決めろ、と言いたい。英語100%のカリキュラムにすれば「日本で最優秀の生徒」が応募してくる。それだけでなく「インド、バングラディッシュなどの発展途上国の最優秀の生徒」が群れを成して応募してくるはずだ。もっともFinancial Aidを充実すればだが。そうなれば海陽学園では世界トップの英米の大学を目指して生徒が熾烈な競争を展開する。未練がましく旧弊な日本の大学に拘泥するあまり、にこういったビジョンを持てない学校の理事の方々の見識の欠如に落胆を禁じざるを得ない。何故そうなるのか?それらの方々は英米の優れた私立学校のことを全くご存じない、からだと思われる。その原因は、やはり自らが英語を駆使して情報を得ることがお出来にならないからに他無いだろう。
↧