現在のアメリカの在中国大使はStanford University卒後、StanfordのLaw Schoolを出ています。
一方日本の大使は東大法学部卒のB.Aにすぎません。
外国の政財界に「外務公務員採用上級試験合格」の重みを知れ、などと言ったところで、誰もピンと来ないでしょう。
在韓国の大使も東大卒のB.Aにすぎない、
アメリカの在韓国大使はStanford卒でStanfordの修士号を持っている。アメリカの大学に何万人もが殺到する韓国から見ればStanford卒の大使は「まぶしく」映ることでしょう。方や日本の大使は「くすんで」見えることでしょう。
在アメリカ大使も同様。外務省に入った直後、Swarthmore Collegeで英語研修を受けたものの、東大卒のB.Aにすぎない。一方在日本アメリカ大使はラドクリフ大学(1999年にハーバード大学と統合)を卒業後、コロンビア大学ロースクールを出ています。
政府、経団連は日頃「大学生はグローバル化しろ」などと絶叫していますが、主要国の大使をアメリカかイギリスのトップ大学の、しかも、Graduate School出身者とする努力をしていない。
大使は、コテコテのドメスティック。
外務省は「俺んところは難関の外務公務員採用上級試験合格者だぞ、恐れ入ったか」と思っているのでしょうけれど、相手国は「何勘違いしてんの」と内心、馬鹿にしているかもしれません。
日本が世界で優位に立つには「ソフトパワー」を強化する必要がある。
欧米のトップ大学院卒の優秀な人材を大使にすれば、それができる。
もっともStanfordの大学院を出ても、木偶の棒、だったという例もありますが。
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大使の学歴
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