ノーベル賞受賞者を輩出してきた日本。日本人は優秀だ、という認識は世界に定着していると思います。しかし、22歳以下の日本人は、本当に優秀なのでしょうか?極めて疑わしい。
各国の高校生の相対的な優秀性を測る一つの指標として、英米の世界大学ランキングトップレベルの在籍者数が妥当だと思います。
例えばMITのUndergraduateのアジア各国からの留学生の在籍者数(但し2018年データ)は次のようになっています。
このデータを見る限り、日本の高校生は、それほど優秀ではない、と思えてきます。日本は経済力がある人口1億2千万の国です。その国の高校生が突出して優秀ならMITには40名ほどの日本人が在籍していても不思議ではない。ところがわずか5名しかいない。
日本の高校生の「上位10%」の学力は、実は世界の舞台で闘っても勝てないレベルにあるのだと思います。
中国57名
韓国21名、
タイ21名
インド20名
台湾11名
シンガポール10名
ベトナム8名
ネパール7名
日本5名
バングラディッシュ5名
香港5名
インドネシア5名
モンゴル5名
フィリッピン3名