今高校1年の人はアメリカのトップ大学進学を目指すのが妥当です。
コロナ感染は波状的に世界を襲う可能性があるものの、2022年10月ころには治療薬やワクチンもできているでしょうからコロナ感染が終息するでしょう。
その頃にはアメリカと中国の対立は決定的となっていると考えられるので、アメリカの4年生大学の学部レベルから約11万人、1学年あたり約2万7千人の中国人留学生が忽然と消えるでしょう。
アメリカの大学は必死で「穴埋め」を探さなければならなくなる。ハーバードやイエール、プリンストン、MIT、スタンフォードも例外ではないはずです。どの大学も高額の学費を全額払ってくれそうな学力優秀な日本人であれば諸手を挙げて歓迎するでしょう。
一方、日本の大学は2022年になっても入試改革に決着がつかず迷走しているに違いありません。また大学の質そのものもどんどん劣化していることでしょう。悲しいかな東大,京大だって例外ではない。官僚、政治家、経済界がよってたかって日本の優良大学をダメにしているのが日本です。
唯一の例外は「京都先端科学大学」でしょうか。この大学も、しかし、2022年、2023年頃は「道半ば」であって、まだまだ魅力ある大学にはなっていない。
日本企業は2020年から2022年にかけて体力が消耗し、中には消滅するところがでるはずです。従って今の価値基準で就職先を考えていると当てがはずれる公算が高い。就職するために大学に行くのではなく、自力で起業できるような能力を身に着けるために大学に行くという発想に切り替える必要がある。ところが、日本の大学は、残念ながら、そういう場所としては機能していない。「就職するための登竜門」としてしか機能していない。