英語が好きになれない、得意になれないという小中高生は、先ず日本の7世紀を中心に、その前後の日本の歴史を学習すれば良い。そうすれば英語が面白くなる。
戦後の教科書で日本史を勉強した人の頭の中、心の中は言ってみれば「敗戦国民」のものです。アメリカ従属か逆に反米となる。しかし日本の反米はかってのスターリニズムや毛沢東主義なので、それだって「敗戦国民」のものです。和を尊ぶ日本人の心の奥底には連綿と続く「日本回帰」の心がある。それが英語の学習を妨げている。
古代日本のエリートは漢語を身につけなければならなかったのであり、現代のエリートは英語を身につけなければならない。それが島国日本の宿命だ。
戦後の教科書は捏造され、改竄された歴史の教科書なので、戦前の教科書で学習する必要があります。しかし、いきなりそう言われても抵抗感があると思うので、取っ掛かりを得なければ無理です。その取っ掛かりに良いのは歴史小説です。日本にはこんな素晴らしい作家がいます。八木 荘司さんです。