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世界ランキングが低いのには訳がある

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旧帝大や慶応、早稲田は日本人の間では「名門大学」と言われているのに世界大学ランキングでは惨憺たる順位に陥っている原因は何かと言えば、それはPh.Dの学位を持った教員の割合が欧米の大学と比較して極端に低いからだ。

 

文科省は「論文引用」は高い比重(30%)をもっているため、ランキング上昇の肝となる」との認識を示した上で”東大、京大がオックスフォード並みにランクを上げるには優秀な教員を各々1千名増員しなければならない”としている。

 

しかし文科省は増員するのは「外国人教員1千名」でなければならないと、不可解な独自論を展開している。

 

そもそも、外国人教員を1千名増員することが果たして可能なのか?

 

それは、さて置き、要するに「書いた論文が世界中で引用される優秀な研究者」が各々1千名も足りないと文科省は認識しているのである。

 

100位以内の東大、京大がオックスフォード並みに順位を上げるのに「書いた論文が世界中で引用される優秀な研究者」1千名の増員が必要であるなら、301~350位の阪大、名大は何名必要なのか?2千名か?

 

601~800位の慶応、早稲田がオックスフォード並みに順位を上げるのに「書いた論文が世界中で引用される優秀な研究者」は何名必要なのか?4千名か?

 

文科省はついでに計算して、それを公表してはどうなのか?

 

 

 

 


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