日本には大学は786あるが、そのうち776の大学は世界ランキングが501位以下だ。世界ランキング500位以内の日本の大学は何と10校しかない。この数年の間に中国の大学が急速に世界ランキング上位を占めるようになってきた。2020年は6大学が100位以内に入っている。日本は東大、京大の2校のみだ。
文科省は世界ランキング100位以内に10大学が入るようにすると寝言を言っているが事態は逆方向に進んでいる。どんどんランクが下がっていく。大学、文科省に期待しても無駄なのだ。日本の大学は、もはやこれまで、なのだ。何故、こうまで酷いことになったのか?博士号(Ph.D)の学位のない者が大量に大学教員となっているからだ。欧米先進国、中国ではあり得ないことが日本では「常態化」していて、それがTimes Higher Educationの世界ランキングに反映されているのである。
日本企業は生き抜くために世界ランキング上位の大学の理系専攻の者を「先を争って」採用するようになる。いや、もう既にそうしている。特にサイバー・シキュリティーを筆頭にIT分野ではインド人などの外国人の「世界ランキング上位大学のPh.D学位保持者」の採用が5年以内に30万人程度になる。
日本のグローバル企業の外国人従業員の割合は着実に伸びている。例えば日本電産の従業員の実に90%が外国人だ。そういった企業は2025年頃には世界ランキング100位に入らない日本の大学卒は理系でさえ採用なんかしないだろう。
100位に入ってない日本の大学、言い換えれば東大、京大以外を目指している人は受験勉強を即刻止め世界ランキング100位以内、それが無理なら、せめて200位以内のアメリカの大学に応募することだ。今ならまだ間に合う。ファイザーのコロナワクチンが本物なら2021年9月のアメリカの大学入学は可能になるだろう。応募候補は以下のとおり。特に太字は最優先で検討するべきだ。余談だがアメリカ大統領は2021年1月にトランプが逆転するだろう。そうなれば完全に中国人留学生は下記のようなアメリカの大学には行けなくなる。
University of Notre Dame
University of Rochester |
Case Western Reserve University
Georgetown University
University of Virginia (Main campus)
Vanderbilt University |
Dartmouth College |
University of Maryland, College Park
Emory University
Brown University
Boston University
Georgia Institute of Technology |
Carnegie Mellon University
Duke University |
Harvey Mudd College
Williams College