英語圏の小学校5年生は次のような英文を理解できる。Physical properties are all determined by the amounts and type of atoms that compose items. そして、2021年1月に実施される大学入学共通テストではこれと似たような英文が出題される可能性がある。
もう直ぐ大学受験を控える高校3年生の皆さんは、この文章を見て直ぐに理解できるだろうか？理系の人はおそらくパッと理解できるだろう。文系のあなたは、どうか？
もし、あなたが、上の文章を直ぐに理解できなかったとしたら、あなたは、たかが小学校5年生レベルの英文を理解できないということだ。今までの英語の勉強は全く無駄だったのである。
現在の学校の英語の教科書の英文の９９％は文系の内容だ。しかも内容が偏向している。また従来の大学受験の過去問を前提とした授業を行う塾、予備校で取り上げる英文も９０％以上が文系の内容だ。それらの文章を理解するテクニックを”有名”な先生方が「ご託宣」のように高校生に教えてきた。しかし、これからの大学入試の英語の問題はそういった「ご託宣」をいくら聞いたところで理解することなどできないような問題がたくさん出るだろう。
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