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Harrow安比は魅力的だが問題あり

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イギリスのハーローの日本校が2022年夏に岩手県安比高原に開校される情報は既に2019年4月に公開されている。応募開始は2021年秋になるのではないだろうか。非常に魅力的だが問題は11歳以降の年齢の者しか入れないことだ。一度でもイギリスの学校のAdmission担当者やHeadmasterと話したことがある人なら知っていることだが11歳ともなれば学習内容を英語で理解するには相当高いレベルの英語力が備わっていないとついていけない。その英語力をHarrow安比入学前に日本国内で身に着けるのは不可能だ。

 

 

日本社会の主流で人生を歩むには日本の名門大学に入り、しかるべき職業に就く、と考えるのが普通の考えだ。その結果小学校から親子で中学受験勉強に浸る。それが数十年間日本社会で定着してきた。ところが肝心の日本の大学の質が年々劣化し誰の眼にもそのことが分かるまでになってしまった。また日本企業の凋落ぶりも露になってきた。日本社会の経済が長期的に停滞してしまった。さらにはコロナで打撃を受け大企業すら破綻する可能性がでてきた。日本社会の現状を鑑みるに「将来展望はない」。世界を俯瞰した時、元気がある分野と企業は限定的であることがわかる。また、そういう企業が必要としているのは「英語でコミュニケーションができる理系人材」だ。このことから導き出される結論は一つ。「アメリカの名門大学で理系をメジャーとする」ことでしか将来展望は開けない。そのアメリカの大学に入るにはどうすればいいか?

 

一つの方法は中3(中2から可能な学校もあるが少ない)からアメリカの全寮制私立名門校に入る方法。もう一つは8歳からイギリスの全寮制私立名門小学校に入る方法だ。アメリカの私立小学校もあるが止めたほうがいい。10歳以降にイギリスの私立名門校に入るのは極めて困難だ。イギリスの小学校に入る利点は将来イギリス、アメリカのどちらであれ、名門大学に入れる可能性が高いこと。

 

 

 

 

 

 


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