日本の大学生はよく働く。時給1000円程度の飲食、宿泊、配送といった「頭を使わない」誰でもできるサービス業で、汗水たらしてよく働く。そういうアルバイト経験を、日本企業は「立派な事だ」と褒める。実にバカなことだ。アルバイトするほうもするほうだが、それをほめるほうも褒めるほうだ。両方とも、時代遅れ、だ。
学生のアルバイト漬け状態を放置するから日本の大学はダメなのだ。学生を教育する意欲など最初から放棄している。日本の大学に行くしか経済力がないのであれば仕方がないが、経済的余裕があるんであればアメリカの大学に行くべきだ。
富裕層の学生がほとんどのアメリカの名門大学では誰もサービス業の低賃金労働のアルバイトなんかしないだろうし、アルバイトする時間もない。勉強に追われるからだ。中には気の利いたIT企業でインターンとして働く者がいるかもしれないが大抵は勉強に追われる。
日米の、この違いが4年後にはっきりとする。