厚生労働省データによれば2009年の年間世帯収入の中央値はなんと 427万円しかない。また収入別の世帯の割合は1500万円以上3.4%、2000万円以上は1.2%だ。
アメリカの私立大学の年間の学費は約700万円だ。それに加えて航空運賃などの経費を合わせると年間750万円~800万円かかる。これだけの費用を4年間負担できる高校生が一体どれだけいるだろうか?多くても1学年あたり2万人くらいだろう。
仮に、2万人全員が大学進学するとして、アメリカのトップ大学に合格するには学年の成績が上位10%以内でなければならないので2000人だけが可能だとなる。
しかし、2千人のほとんどは東大、京大などの国内トップ大学に進学してしまっているのが実態だろう。
