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富裕層は中学受験をしない決意を!

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ネコも杓子も中学受験をし中学に入ったら今度は有名塾に入り大学受験の準備をする。

 

中でも将来国立医学部に入りたい者は、この方法以外に道が無いと思い込み殺到する。しかし、医師になる資質があるかないかが、分からない小学生に医学部受験を目指させるという点に問題がある。

 

ひょっとすると、物理学の天才かもしれないし数学の天才かもしれない。それを遮二無二医学部を目指させるというのは余りに視野が狭すぎるし時代錯誤だ。人工知能の進歩はやがて医学を大きく変化させる可能性がある・・・・。

 

年収が2千万円以上であるなら、別の方法をとるべきです。アメリカの名門の4年制大学に進学し、その後アメリカのMedical Schoolに進学するという方法です。アメリカの大学に一旦入り、そこで資質の有無を見極めて、本人の意思でチャレンジする、というのが健全な方法でしょう。

 

2018年現在、外国人の入学を受け入れるアメリカのMedical Schoolは実に47に上ります。2018年には、これらの大学に1195名の外国人が応募し97名が合格しています。合格率は8%。東大理3の直近の受験者数は1388名 合格者数469名 合格率33.7%なので東大理3に入るより難しいと思います。

 

Vanderbiltの例では合格率は2%未満(1.6%)です。もっともこれはアメリカ人、外国人全体の値なので外国人だけだと合格率は1%を切るかもしれません。合格の決め手は「インタビュー」です。学力だけでは合格できないようになっている・・・・。

応募総数 5880名

面接に進めた人数 520名

合格者数 96名

合格率  1.6%

 

では、アメリカの、どの4年制大学に入ればいいのか?ですが。それは、また別の記事で書くことにします。

 

もっともアメリカの名門大学に入るには日本の高校からは困難かもしれませんので中2からアメリカの名門Boarding Schoolに入る必要があるかもしれません。

 

すると今度は名門Boarding Schoolに入るには学力だけでなく英語力が問われますので、簡単にはいかない、ということになります。

 

しかし、国立医学部に合格できる資質があるのであれば、この程度の障害は難なく乗り越えることができるはずです。

 

 

 

 

 


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