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PurdueやIllinois Urbana Champign は格安大学

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Dartmouthの2010年から2014年までの5年間の国籍別応募者数から、中国、韓国、日本人のアイビーリーグを含めたトップ大学に応募していた人数を推測してみます。

 

この当時、日本人は多い時で41名、少ない時で26名がDartmouthに応募していました。

日本人2010年2011年2012年2013年2014年
応募者数2932304126
合格者数不明不明不明不明不明
入学者数01202

同時期に中国人は多い時で790名、少ない時で570名、韓国人は多い時で680名、少ない時で650名が応募していました。そして、これらの応募者は他のアイビーリーグにも応募している可能性は非常に高いと思います。当時、Dartmouthを含めたトップ大学に応募していたのは恐らく

中国 4000名

韓国 3000名

日本  100名

だと思います。そしてこれらは高所得層であることは確実です。

 

学費がバカ高いColombiaに中国人が殺到していることは別の記事で触れましたが、そのことから憶測するとDartmouth、Pennsylvania、BrownがUndergraduateの国籍別データを公表していないのは、実はもの凄い人数の中国人Undergraduateが在籍しているからだと思います。

 

一方、中国人の中間所得層は5万人ほど毎年学費が安い名Purdue UniversityUniversity of Illinoi Urbana Champign などの名門州立大学に殺到しているのだと考えられます。UCやUC-Berkeleyなどは格安州立大学と高額私立大学の丁度中間になっていて、名門私立に合格できなかった高額所得層の中国人がUCやUC-Berkeley,UC-Davisといった「著名大学」に流れているのでしょう。

 

Purdue University 40000ドル

University of Illinoi Urbana Champign  45654ドル

University of North Carolina Chapel Hill 47905ドル

University of Wisconsin 51830ドル

University of Washington 53348ドル

 

UC Davis 58937ドル

UC Santa Barbara  59310ドル

UCLA  59596ドル

UC Berkeley 60584ドル

UC San Diego 61871

 

Princeton  63294ドル

Harvard 72391ドル

Stanford 73424ドル

Carnegie Mellon 74474ドル

Yale 74900ドル

Brown 76504ドル

University of Pennsylvania 76826ドル

Dartmouth 77131ドル

Columbia 77271ドル

 

日本人が州立大学に応募すると「中間所得層」の中国人や韓国人あるいはインド人と鉢合わせするはずです。University of Californiaは、更に高所得層の中国人、韓国人、インド人とも鉢合わせするでしょう。

 

こうして考えると、日本の高額所得層の高校生は州立大学には応募せず私立にだけ応募するのが正しい応募戦略だと思います。

仮に州立に合格したところで「教員一人当たりの学生数」が18名も20名もあるような大学では良い教育を受けられません。

応募するだけ無駄です。


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