日本ロボット外科学界なるものがあって、外科ロボット「ダビンチ」の展開を積極的に推進しています。ダビンチは1990年代に米国で開発され、1999年よりIntuitive Surgical社から臨床用機器として販売されています。世界では3174台が稼動。日本では2009年に薬事承認を受け188台が稼動しており、18428件以上の手術を実施しています。
http://j-robo.or.jp/index.html
量子コンピューターが実用化されて人工知能の開発が進めば、いずれ、このロボット操作は人間ではなくロボットが行うようになるのではないでしょうか?
自動運転の車の開発の根底にある哲学は「人間は事故を犯すがコンピューターは事故を起こさない]であり、その考えはやがて医学分野などあらゆる分野に波及するでしょう。
医学部に進学したいという優秀な高校生が各学年に3千名、4千名とおおぜいいますが、人口減少と人工知能の医療分野への導入が進めば、いずれ医師過剰になるでしょう。予測では「日本人人口は2005 年(年央人口)で1 億2,612 万人であったが、2050 年には8,833 万人に減少する」そうです。2045年には9千万人ほどで、現在より3千6百万人ほど少なくなる。
2045年、現在15歳の人が45歳となる時、には量子コンピューターが普及して人工知能が高度になっているはずです。従って医師も確実に、過剰になる・・・・・。皮肉なことに医師、弁護士、薬剤師などなどの高度知識者層、高度技術者層が人工知能に職を譲る事態となる。
2045年以降に求めらる能力とは「数学、物理、化学の高度な知識を備え、かつ人工知能のアルゴリズムを構築できる」能力ということになるでしょう。
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数学、物理、化学そしてアルゴリズム構築の能力を持った者以外は生きにくい時代が来る
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