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脅しに屈しない高校生もいる

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世界ランキングでUC-Berkeleyは8位、UCLAは12位と23位の東大を上回っていますが、この2大学の学部には、実はかなりの人数の日本人が在籍しています。2013年度現在のデータによればUC-Berkeleyは418名、UCLAは549名で2つ合わせると967名です。

男女別で見るとBerkeleyは男195名 女223名、UCLAは男245名、女304名、2大学計は男440名、女527名です。男45.5%  女54.5%と女性のほうが若干多い。

1学年あたり242名が入学しているということです。もっとも在米日本人がかなり含まれていると思いますし、Community CollegeからTransferした人も含まれていると思いますから、日本の高校からFreshmanで2大学に入っている人数は、もっと少なく1学年あたり100名程度かもしれません。

「アメリカの大学を出ても日本で就職できない」という脅し文句に屈して、優秀な高校生が、例えば東大に入れなくて、日本の私立大学に行くケースが多いと思います。毎年おそらく1千名、2千名という単位で、そういう人がいるのではないでしょうか。しかし脅しに屈しない高校生もいるのです。


この記事で何度も書いている通り、日本の私立大学はTimes Higher Educationの世界大学ランキングでは全くと言っていいほど評価が低いのです。2014年度版で早稲田が351位~400位にかろうじて入っているだけで、慶応はじめ、その他の私立大学はランクインでなきないのが現実です。その事を冷静に考えれば、結論は当然ながら「東大かBerkeley or UCLA」になるはずです。



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