東大、京大しか念頭にないという人は多いが、合格しなかった場合にどうするか?というと浪人して再チャレンジというパターンに決まっている。そして貴重な1年間を愚にもつかない受験勉強に費やす。それでも翌年合格すればいいが、不幸にして合格しなければ、また1年浪人をする。あるいは滑り止めで合格した私立大学に行く。元気が残っている人は再チャレンジする。こんなことを日本人は戦後ずっと続けてきたが、もう、そろそろやめたほうがいい。
2011年から公開され始めたTimes Higher Educationの世界大学ランキングは「大学院のある大学」の世界ランキングだが、かなり信頼性が高く、文科省なども参考にしている。研究型大学の世界ランキングと言える。なおアメリカの名門Liberal Arts Collegeは大学院がないので含まれていない。このランキングは研究の質と教育の質を評価の主な対象としているので就職率が良くても研究の質、教育の質が悪ければランクは決して上がらない。このランキングで日本の私立は一校たりとも100位とか200位以内に入ることができず下層レベルに沈んでいる。いや、どんどん沈み続けている。中国などの海外の大学がどんどんランクを上げているからだ。最新版の2021年ランキングでは世界1526大学の中で慶応は601~800位 早稲田は801~1000位だ。
合格率が一桁のハーバード、イエール、プリンストン、MIT、スタンフォードは無理があるので、応募候補とするのは止め、もっと現実味のある大学を応募先にする必要がある。下記のリストから6大学を選んで応募するのがいいだろう。
高校の成績が上位10%以内であれば合格の可能性は高い。
女性の狙い目はCarnegie Mellon Universityだ。
University of Maryland College Parkはグーグル創業者の一人セルゲイ・ブリンの出身校でありComputer Scieceは人気沸騰でメジャーにするのは困難な状況だ。
University of Michigan--Ann Arborはグーグルのもう一人の創業者ラリー・ページの出身校だ。
世界ランキング
22位 University of Michigan--Ann Arbor合格率 23%
28位 Carnegie Mellon University 合格率15%、
38位 Georgia Institute of Technology合格率21%
44位 University of Texas - Austin合格率32%
48位 University of Illinois Urbana Champaign 合格率59%
49位 University of Wisconsin - Madison合格率50%
56位 University of North CarolinaChapel Hill合格率23%
90位 University of Maryland College Park合格率44%
94位 Purdue University-West Lafayette合格率49%
117位 University of Virginia格率24%
121位 Case Western Reserve University合格率27%