Times Higher Educationの世界大学ランキングで日本のほどんどの大学(大学院のある総合リサーチ系大学)は600位あるいは800位どころか1100位以下に沈み込んで浮かび上がれない世界の底辺大学である。
601位の慶應や801位の早稲田は他とj比べると相対的には「上位」であり「日本の名門大学」として他を圧倒している。
他は、立教1101位、青学1201位、中央大1201位、同志社1200位、法政1201位、関大1201位、関学1201位、京産大1201位、明治1201位、上智1021位、龍谷1201位、立命1201位とどんぐりの背比べであり世界の「底辺校」の一角を占めているのである。
毎年、毎年、日本人の53万人のうちの70%以上の高校生がそういった世界の底辺校に「殺到している」。
隣国、中国人高校生、大学生から嘲笑の目で見られていることに気がつかない。これは高校生、大学生だけのことではない。文系学部の学士の学位しかない、何の専門性もない「官僚」や、多くの政治家、財界人のトップを彼ら中国人のカウンターパートナーは口にこそ出さないが「低学歴の馬鹿どもが」と嘲笑の目で見ているだろう。
かっては人民服を纏い、毛沢東語録を掲げて狂気に駆られて叫んでいた者たちが、今や世界第2位の大国になり10大学が世界の大学ランキング100位以内に入っている。それだけではない、251位が2校、301位が4校、351位が1校、401位が7校、501位が10校、慶應と同じ601位が15校、早稲田と同じ801位が23校だ。
成績優秀な高校生は、世界ランキングがせめて200位以内のアメリカの大学に入るべきである。300位や400位、ましてや600位、800位の大学を目指して四苦八苦していてはダメなのだ。
応募先はたくさんあるが、合格率を考えると下記の3大学を選択するのが賢明だ。合格率が5%や15%の著名な大学を目指すのもいいが、同時にこの3大学にも応募する「賢さ」も必要だ。国内の世界ランキングの底辺大学に入ったのでは元も子もない。
Times World | US News | 合格率(US News 2020) | |
U of Maryland College Park | 93 | 59 | 49% |
U of Wisconsin Madison | 58 | 42 | 57% |
Purdue U West Lafayette | 105 | 49 | 67% |