日本の出版社の英語の教科書に掲載されている英文の英語は偽モノである。本物の英語ではない。「ゲテモノ」英語なので読めば読むほど苦痛である。現実世界にはあり得ないような偽の英語を、あたかも本当の英語だと強弁して生徒に押し付けている。これは、拷問だ。学校の英文は「学習内容」に合わせて人工的に作られている。例えば不定詞の学習の場合はto-infinitiveがやたらと出てくる。どれをとっても奇妙な英文だ。それだけでなく文中で熟語を間違って使っていたりする。間違った意味を記憶させるのは犯罪行為ではないか?そんなものをベースに試験を実施して生徒の英語力を測るなどとんでもないことだ。だが、現実は、それが日本中で堂々とまかり通っている。
まだ、ある。歯が浮くようなPolitical Correctnessに満ち満ちているのである。英語の授業だと思わせて、実際は思想教育、洗脳教育を行なっているのである。呑気な親は、それに気づいていない。
英語を通じて洗脳教育を受けないようにするには1965年以前の本を読むのがいい。ベトナム戦争以降、特にベトナム戦争終結後のアメリカは「かってのアメリカ」ではない。私たちは幻影を見ているのである。