日本でも、こういうマップがあれば面白いと思うのですが、アメリカのワシントンポストが住所の平均所得、所得分布、大卒率が一目でわかるマップをWEBで公開しています。
例えばFordham UniversityがあるZip Codeを入力すると以下のような情報が瞬時にわかります。
Lincoln Center 33 W. 60th Street New York, NY 10023
平均所得 105,206ドル
所得分布 25万ドル以上が約26%
大卒率 80%
同じ大学でも
Westchester Campusは400 Weschester Ave.West Harrison, NY 10604
平均所得 81,563ドル
所得分布 25万ドル以上が約12%
大卒率 34%
Rose Hill Campus 441 E. Fordham Road Bronx, NY 10458
平均所得 25,027ドル
所得分布 25万ドル以上が約0%
大卒率 13%
YaleのあるNew Havenをこのマップで検証すると実に興味深いことがわかります。
06519というZip CodeがYaleの南側を取り巻くようにしていますが、その地区は「貧困地区」であることがはっきりとわかります。北側の06511にしても平均所得38,826ドル 年収2万5千ドル以下が約27% 大卒率45%となっていて、大卒率は一定程度高いものの、下層階級が多いことが窺えます。アイビーリーグのYale大学は実は貧困地域、準貧困地域に「囲まれて」いるのです。
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貧困地区にあるYale
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