アメリカの大学のFinancial Aidは4大学Harvard、Yale、Princeton
MIT,Amherstを除き外国人に対してはNeed Awareです。Need Awareとは「あなたはFinancial Aidを申請しているのね。では申請していない人とは別のグループに入れて合否を決めるわ」ということなんです。そういう場合必ずと言っていいほどFinancial aid is limited and competitiveという注意書きがあります。この意味わかりますか?Grammar問題じゃありません。この言葉の持つ本当の意味です。それを「わかろうとしない」人に以下のような解説をしたところで何を言っても無駄です。ま、それはさて置き。
Need Awareの大学に「日本からの応募者」がNeed BasedのFinancial Aidを「必要とする」と申告して応募したならほぼ間違いなく不合格となる・・・・・・・・・・・。よって、600万円以上の年間の学費(授業料、寮費)を負担できる人しか合格できない。
この「真実」を認識する必要があるのですが、柳井財団は全く無知だと思います。孫財団は、しかし、そういう認識があるのではないか、と思います。
即ち柳井財団は高校1,2年では応募できないが孫財団は高校1,2年で応募できる・・・・・・・だろうと思います。
600万円以上の年間の学費(授業料、寮費)を負担できない人が、孫財団の奨学金に高校1,2年で応募し受給者になれたならStanford,
University of Pennsylvania,University of Chicago,Carnegie MellonUniversity,Swarthmore,Williamsなどに、Need BasedのFinancial Aidを「不必要」と申告して応募できるので合格できると思います。同じ人が、もしNeed BasedのFinancial Aidを「必要とする」と申告して応募したなら不合格となるでしょう。
Harvard,Yale,PrincetonなどのNeed Blindの大学はNeed BasedのFinancial Aidを応募時点で申告しても「合否に影響しない」ので柳井財団にしろ孫財団にしろ出る幕はないのです。柳井財団はNeed Blindの大学、Harvard,Yale,PrincetonなどのNeed Blindの大学を支給対象の大学に指定していますが、アメリカの大学のことをまったく分かっていない、ということです。