折衷案に決まった・・・。
「民間の資格・検定試験に移行する英語では、23年度まで現行のマークシート式を併存させる案を採用。大学は両方もしくは一方を入試に活用する。近く実施方針を定め、詳細な制度設計に移る。」
「どの民間試験」を受験すればよいのか?が問題だが、関係者の思惑が入り乱れ、とんでもない方向に行くのは確実だろうと思います。
アメリカの大学入学との関係で言えば、TOEFLを受験すべきことが明白ですが、多くの大学はTOEFL以外を採用する気配です。中高一貫校の中には、既にTOEFL以外を学習の中心に据えているところもある。
世界全体が進んでいる方向とは別の方角に、日本はどんどん「ズレて」行くようです。
高所得層の高校生は、アメリカの名門大学進学に本気で舵を切らなければ、「日本の大学しか選択肢のない、その他おおぜい」の人間に埋没してしまうでしょう。皆さんが大学を出るころの社会は、特に人工知能の浸透で一変しているはずです。日本の大学でのんびり構えてなどいれば確実に取り残される。