US Newsの分野別世界大学ランキングTop100で経済学&ビジネス(Economics&Business)を見ると日本の大学は1大学たりと入っていません。
東大、京大、阪大、一橋、慶応、早稲田など、どこもランクインできていないのです。
日本の大学生のうち経済学を専攻するものは毎年9万人ほどいると思いますが、世界に通用する大学教育を受けているものがまったくいないというわけです。そういう人物が国会議員になったり、財務省、金融庁などの経済関係省庁の重要ポストについたり企業のCEOのポストについたりする。
以前、少し触れましたが、この分野では赤字で示した日本人にはなじみの薄いアメリカの大学が上位にランクインしています。
Princeton15位(スコア74.3)
Oxford16位(スコア74.0)
University of Minnesota-Twin Cities18位(スコア70.4)
Cornell20位(スコア70.1)
Cambridge21位(スコア70.0)
UCLA22位(スコア68.9)
Michigan State University 23位(スコア68.7)
University of Maryland-College Park25位(スコア67.6)
Arizona State University26位(スコア67.3)
Indiana University-Bloomingtonb27位(スコア64.3)
経済学を専攻する意欲のある優秀な高校生は日本の大学など視野に入れているようではダメなのです。確かに就職のことを念頭に置くと、どうしても国内の著名大学に「入試で勝って」入学したいと考えるのはやむを得ないのですが、世界レベルに手が届かない日本の大学で経済学を勉強しても、全く意味をなさない、ということは自覚しておく必要があるでしょう。
東大志望だからアメリカに行く以上ハーバードかプリンストン、なんていう考えではなかなか留学など実現しません。経済学なら上記の赤字の大学にすれば実現の可能性は飛躍的に大きくなります。
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東大よりUniversity of Minnesotaが優れている分野
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