アメリカのUCLAやUC-Berkeleyに合格するはずもない千名以上の日本人が毎年、毎年「一発逆転」を期してカリフォルニアのコミュニティーカレッジに押しかけている。コミュニティーカレッジは高校の成績が悪かろうが基礎学力がなかろうが英語の基礎力がなかろうが誰でも入学できてしまう。歯止めがない。また、アメリカのトップレベルの大学は年々難易度が高まってきており学費も私立は年間6万5千ドルを超えてしまっている。アメリカ一辺倒でなくイギリスのトップ大学も視野に入れることが必要になってきている。そうしなければ、本来、東大、京大などに入るべきおおぜいの人が日本の「名門私立」大学にいくことになる。しかし、その日本の名門私立大学は世界大学ランキングでは601~800位でしかない。東大、京大の受け皿として相応しいとは言い難い。日本国内だけで物事が完結していた時代はそれでもよかっただろうが、グローバル化した時代には、それでは済まなくなりつつある。世界ランキング100位以内の国内の大学がだめだったらせめて200位以内の大学に入れるような環境があってしかるべきだ。しかし文科省、財界もそういう事には無頓着だ。
2017年のTimes Higher Educationの世界大学ランキング15位のUniversity College Londonが主催するFoundation Program(UPC)に入り、良い成績で1年間のコースを終えることができればUniversity College Londonに入学が許可されます。しかしこのUCLのUPCは高校の成績が悪ければ合格できませんし、UCLが求める基礎学力がなければ合格できません。英語も一定レベルに達していなければ合格できない。
Times Higher EducationのランキングではイギリスのOxford1位、米国Caltech2位、米国Stanford3位、イギリスCambridge4位、米国MIT 5位、米国Harvard6位、米国Princeton7位、イギリスImperial College8位、スイスETH Zurich9位、米国UC-BerkeleyとUniversity of Chicago10位、米国Yale12位、米国University of Pennsylvania13位、米国UCLA14位、イギリスUCL15位です。東大は39位、京大は91位です。即ちUCLはイギリスではOxford,Cambridge,Imperialに次ぐ第4位の大学です。
UPCの教官は全員がUCLの教員ですので事実上UCLのFreshmanということです。既にご存知かもしれませんがイギリスの大学学部は実は3年間です。従ってFoundation の1年を加えても合計で4年間で済みます。
なお、University Preparatory Certificate for Science and Engineeringを好成績で終了すれば Imperial Collegeにも入学が許可されます。
”UCL UPCSE: the University Preparatory Certificate for Science and Engineering is a high quality foundation programme. We require 80% overall and 80%+ in Maths and Physics.”
但し、上述したように、このFoundation Program(UPC)に入るのは簡単ではありません。いろいろな条件があります。UPCに合格するための条件の詳細はUPCの日本語ガイドをご覧ください。
そこで、その条件をクリアできるよう「英語でサイエンス塾」"Study Science in English"を京都市内で開講します。科目は化学、数学、物理の3科目およびIELTS対策の合計4科目です。授業はイギリス人講師が英語で行いますが初歩的日本語でのコミュニケーションは可能です。募集対象者は原則高校2年以下です。
なおイギリス人講師(男性1名)はイギリスの大学のPh.Dを保有し、英米両方の大学で教えた経験がありますので米英どちらの大学についてでも進学のアドバイスができます。
関心のある方はメールで、お名前、性別、お住まいの県、市、生年月日、在籍する学校名、学年をお書きの上、「イギリス名門大学進学準備クラス事務局」までお問い合わせください。メールアドレスは
kyotouclfoundation(アットマーク)gmail.com
折り返し詳細をご案内します。
(注意)
2018年のUPCの応募受付は2017年の11月から開始される見込みで、理系のUPCSEは直ぐに応募受付が終わると思われます。
UPCは応募時点でIIELTS for UKVI (アカデミック): 総合: 5.5 サブテスト: 5.5が必要です。
UCLはコンピューターサイエンスの世界ランキングは21位です。東大は67位、京大180位です。
アメリカの大学への進学をお考えの方や東大、京大を目指している方も受講可能です。
UCLのFoundation coursesの正式名称はUCL Undergraduate Preparatory Certificates (UPC)です。UPCは文系の
UPCH (Undergraduate Preparatory Certificate for the Humanities) |