東大二次試験合格者の英語の平均点は75/150、安全圏は80/150以上ということらしい。言い換えれば平均は50%の得点率、合格安全圏は53%の得点率ということだ。東大生の平均は50%の得点率ということが正しいとするなら、東大入試の問題には「瑕疵」がある可能性が極めて高い。受験生側に問題があるのではなく問題を作る側に問題がある。分かりやすく言えば、特殊な問題を出し過ぎる、と考えられる。
仮にも日本で有数の能力を持った受験生がたった50~53%しか取れないような問題を出して、それで良し、とする唯我独尊的思考回路に問題があるのだ。東大独自で、「正しく英語能力を測定する」問題を作るのは不可能に違いないので、「母集団」が大きなTOEFLあるいはIELTSを採用するべきである。