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東大の未来、日本の未来を潰す文系教員

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日本の国立大学はTOEFLを入試選抜では採用しないことを決めてしまったが、実にバカな決断だ。自分のことしか考えていない。これからの高校生は東大、京大だけでなくアメリカの一流大学をも目指すようなるのであり、しかも、その場合はTOEFLの高スコア(iBT100)が必須である。日本の国立大学は、結果的に、世界に出ようとする高校生の出鼻をくじくような事をしたのだ。その無神経さには驚くしかない。日本を快く思っていない国の指導者はシメシメと思っていることだろう。日本人は自国の大学にしか入れないような仕組みを作ってしまい、国際競争から脱落する道を選んでしまったことが決定的となってしまったからだ。

 

サイエンス分野の研究は世界規模で英語化100%になろうとしていて、もはや止めることはできない。英語ができない研究者は、今までとは違い「存在」できなくなる。「英語ができない頭の良い子が困らないようにしてあげる」思いやりは必要だが、それは東大や京大といった世界トップレベルの大学が考えることではない。他の大学が、そういう高校生の「受け皿」を作ればいいのだ。例えば慶応や早稲田などの私立大学が、そうすればいい。

 

東大の2018年7月の答申は日本語で書かれていて幸いだった。一体何が言いたいのか普通の頭の人間には理解ができない。こんな駄文が万一英語で書かれていたなら東大の評価がガタ落ちになってしまう。世界情勢に無知な文系の頭の悪い人たちが作った文章だろうと思って調べてみたら案の定、ワーキンググループ構成員8名の専門分野は文学4名、法学2名、教育学1名、理系1名だった。東大学長は、なぜこういう人選をやってしまったのか?理系で世界トップレベルの大学であるからこそ東大の存在意義があるのに、その入試制度の根幹を文系教員に丸投げするとはなんたることか。東大の世界評価を下げる一因でもある文系教員が東大の未来、ひいては日本の未来を潰そうとしているのである。

 

厳密な検証は難しいが構成員の多くは東大文系の伝統を受け継ぐ左派であるか、決定権のある人物が左派である。


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