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迷走する日本の国立大学に見切りをつける

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入試改革を巡って迷走する日本の国立大学に見切りをつける必要がある。特に東大は世界有数の理系学部を擁しながら、Admissionを文系教員に乗っ取られてしまっている。彼ら文系教員は彼らなりの思想信条で東大がエリート大学にならないよう全力を尽くしている。政界、財界、官界を問わず日本国内には東大をエリート育成の大学にしてはならないと確信し、力を尽くしている連中がいると考えるべきだ。安倍政権が九条を破棄する憲法改正をやりきったなら状況は変わると思うが、そこまでは無理だろうから、東大は優秀な研究者がいるにも関わらず徐々に世界の大学ランキング競争から脱落していくだろう。優秀な理系の中高生は東大ではなくアメリカの世界ランキング上位の大学を目指すようにし、準備を始めるべきだ。

 

但し、アメリカの大学の学費は高額なので親の年収が1500万円以上ないと無理だろう。もっともHarvard,Yale,Princeton,MITとLiberal Arts College名門のAmherst CollegeはNeed-BlindのNeed-BasedのFinancial Aidがあるので、心配する必要は全くない。東大よりコストがかからないだろう。

 

そもそもアメリカの大学は入試なんていうものは実施しない。高校の成績で合否判断するのである。但しTOEFL、SAT(ACT)という標準試験を受験してスコア提出が必要だ。第一にクリアすべきはTOEFLであり高校2年の終わりまでにiBT100を達成してしまう必要がある。TOEFLの問題をやってみればすぐに感じると思うが、さほど難しくはない。少なくとも東大のような奇問、愚問はない。東大を目指すような記憶力があるならvocabularyを一気に増やしてしまえばいいのであって、それができればTOEFLiBT100は取れるはずだ。東大の英語問題は気まぐれで、行き当たりばったりの内容だからオーソドックスな英語能力向上を目指す対策をやっても点が取れない恐れがある。

 

2018年の問題2(A)「次のシェイクスピアの戯曲ジュリアスシーザーからの引用を読み、二人の対話の内容について思う事を40~60語の英語で述べよ」という問題や(B)以下の下線部を訳せ  「現在の行動にばかりかまけていては生きるという意味が逃げてしまう、と小林秀雄は語った。それは恐らく、自分が日常生活においてすべきだと思い込んでいることをやってそれでよしとしているようでは、人生などいつのまにか終わってしまうという意味であろう」という問題などは奇問、愚問でなくてなんであろうか?東大合格者の英語の平均得点率が50%しかないのは、こういう奇をてらった問題があるからではないか?実にバカバカしい。

 

TOEFLは対策が立て易いし努力は必ず報われる構成になっている。その次はSATだ。理想は1540を達成することだが、高校3年の6月までにはスコア1400をクリアさせたい。さらに余裕があればAPのPhysics,Chemistry,Mathを受験し高得点を取っておくのが理想だ。大学によってはAPを大学のクレジットにカウントしてくれる。

 

さてTOEFLだがオープンコースでオンラインで学習できる。edX(無料)とUdemy(1700円)がある。下記の動画でお分かりのように説明は全部英語だが、聞き取りやすい内容だ。

 

 


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