日産の取締役でINCJ会長でもある志賀俊之氏の2011年の英語スピーチを聞く限り、英語の基本的な母音や子音の発音を全く意に介していない。あまりに酷すぎる。 英語ネイティブがこれを聞いたら「胃が痛くなる」だろうし、おそらく何を言っているか理解できないのではないだろうか?
本人はこれでニッサンを経営してきたと自負していたのだろうが、今回の事件から判断する限り、実際は英語でコミュニケーションができていなかったに違いない。
こういう経営上層部がいるからこそニッサン社内では「ネイティブのよう な流 暢な英語よりもアジア地域に代表されるよ うに第2外国語として英語を習得した人たちとの 英語でのコミュニケーションが急激に増え、その重 要度も高まっています」というようなことを平然と公言する社風が醸成されていったのだと思う。
考えても見ればゴーン容疑者の英語はPidgin Englishの一種だ。恐ろしい限りだが、ニッサンはPidgin Englishが標準語になってしまっている可能性が大きい。これでは世界一流企業になれないはずだ。
他の「グローバル企業」例えば楽天も同じ部類に入る。経営トップの英語はPidgin Englishになっている。そういう会社は世界一流にはなれずに終わるだろう。