Times Higher EducationのCS分野の世界ランキングで東大は40位でUniversity of Wisconsin Madisonは39位です。University of Wisconsin Madisonの合格率は51.7%程度なので簡単に合格しそうです。そして、入学後にComputer Scienceをメジャーとすることができるようになっています。
University of Wisconsin MadisonでCSをメジャーにできるようになるにはyou must complete at least one CS course at UW–Madison (of at least two credits) and earn a grade of C or better in that course.となっています。しかし、よく読むと If more than one CS course has been taken, any one may be used to fulfill this requirement.と書かれているので、1科目だけではOKにならないだろう、という予測がつきます。
日本の普通の高校から英語力も未熟なまま仮に合格できたとして、CS courseを2つも3つもCグレード以上を取れるのだろうか?という疑問が湧いてきます。今、日本中に蔓延している呑気な英語教科の教育方法に頼っていたのでは、誰が考えたって、University of Wisconsin MadisonでCS courseを2科目も3科目とりC以上の成績を収めることなどできないでしょう。
では、アメリカの名門大学でCSをメジャーにすることができるかどうか?の試金石は何でしょうか?Computer ScienceのAPコースで好成績を取れるかどうかは、その一つだと思います。
日本の英語教育は相変わらず日本の大学入試対策の枠を超えることができていません。TOEFLやIELTSのスコアを伸ばすことに汲々としているだけでは本格的なサイエンスの学習で好成績を取れる英語力などつくはずがないことに早く気がつかないと、日本の高校生は世界中からバカにされる存在になってしまいます。では、どうすればいいのか?日本の高校でサイエンス科目の授業は全て英語で行うようにするしかないのです。日本人教師ができなければ英語ネイティブの教師を採用する。それしかない。モタモタしていれば日本人は、少なくともComputer Scienceの分野では置いてけぼりを食う羽目になる。