Quantcast
Channel: 日英米同時受験
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3138

日本の未来のためにアメリカのトップ大学に進学する

$
0
0

Times Higher Educationの価値基準では世界のトップ100の大学に入っている日本の大学は東大と、京大だけです。QSの価値基準では世界のトップ100大学に入っている日本の大学は東大、京大、東工大、阪大、東北大の5大学です。中国製のARWUランキングの価値基準で世界のトップ100の大学に入っている日本の大学は東大、京大、名大の3大学のみです。

 

日本の文科省はTimes Higher Educationのランキングを政策指標に採用しています。いずれを信じるにせよ「世界の一流大学」とは世界大学ランキング100位以内の大学を指しているというムードは世界中で定着しつつあるのが現実でしょう。悲しいかな、日本国内では一流大学として盤石の慶応、早稲田は上記の基準では「良くて世界の2流大学」それどころかランキングによっては「3流、4流大学」として認識されている。

 

これからの日本を担う人たちは、否が応でも、世界大学ランキングの価値基準を受け入れざるを得なくなりつつあると思います。日本の出版社、受験産業界は教育のグローバル化に完全に乗り遅れているので、日本産の「世界大学ランキング」を作る気迫も、能力もないのでしょう。いつま経っても「国内大学ランキング」しか作れない。一方、日本の高校生、父兄、教師は英語で情報収集する能力が、中国、韓国、マレーシア、インドネシア、タイなどの国と比べると極端に劣っているせいで、世界大学ランキングを、すんなりと受け入れるムードが醸成されません。その結果、どんどん認識が、世界とズレてきていると思います。「ズレた認識」を持ったままでは日本は危ういのです。

 

日本の未来のために世界ランキング100位以内のアメリカのトップ大学に進学することを考えるべきです。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3138

Trending Articles