結論を言えば、それはTOEFLです。少なくとも日本のトップ大学を目指す高校生は全員がTOEFLを受験し、高校3年の10月までにIiBT100を達成すべきです。
では、何故TOEFLなのか?
それは「アメリカのトップ大学は、ほぼ全ての大学がInternational Applicantsに対してはTOEFL iBTの高スコアを応募条件にしているから」です。稀に”TOEFLまたはIELTS”を応募要件にしているところもありますが、そもそもIELTSはイギリスの試験です。何も敢えて日本の高校生がIELTSを選ぶ必要性はありません。アメリカの大学は英検、GTEC、TOEICのスコアは受け付けません。
日本の大学は、民間英語試験を巡って喧々諤々と何年間も議論をしていますがTOEFL擁護派は苦戦を強いられている。東大でも論争があったが結局はTOEFL採用は見送られた。
民間テストの採用の議論は巨額な受験料を巡っての「政治闘争」ですから混乱はやむをえないので、それをとやかく言っても始まらない。
要は「あなた自身はどうするのか?」です。日本の大学だけを念頭に置いていると、物事の本質が見えてこないのです。アメリカの大学に進学するかもしれない、と一瞬でも思ったら、即、TOEFL受験に邁進する、これが、これからの時代の英語の勉強方法です。
TOEFLの問題を見れば一目瞭然で、求められるのは「アメリカの大学の授業を受講するのに最低限必要とされる英語能力」です。アカデミックな単語を覚えなければならない。
実感として、東大、京大などの日本のトップレベルの大学を志望する高校生ならば「的確な勉強法を実践すれば」TOEFL iBT100を取るのは、さほど困難なことではないと思います。
的確な勉強方法とは何か?ですが、それは、先ず、正確な英語の発音を身に着けることが基本です。下の動画を使って6か月も練習すれば正しい発音は身につきます。
それを言えるようにする有効な方法はrecitationです。recitationとはan act of saying a piece of poetry or literature that you have learned to an audienceです。
同時並行でするべきは「英語の語源でボキャブラリーを増やす」です。自然科学、社会科学のボキャブラリーを語源を調べながら覚える、のです。