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世界大学ランキングで進学先を判断すべきである

もう少し整理しよう。

 

量子コンピューターはいずれ実用化される。しかしその時期は2~3年以内ではなく10年~30年先かもしれない。実用化されれば自動翻訳がユビキタスの状態となり世界から言語障壁がなくなる。言語障壁がなくなれば世界中の企業が世界中から人材を採用するようになる。その場合参考にするのは「世界大学ランキング」だろう。10年~30年以内にはビッグデータを使い大学ランキングの質は飛躍的に向上したものとなるのは間違いがない。

 

 

 

 

さて、その頃に日本の大学は上位にランクインするだろうか?恐らく、100位以内に留まっている大学は東大と京大だけで、他の大学は400位にも入ることができないと思われる。いや東大、京大すら危うい。

 

最悪の場合、日本企業でも日本の大卒を採用しなくなる。人種、言語に関係なく「大学ランキング」だけを判断基準として採用するようになる。日本の大卒ではインターンシップにすら応募できず道が閉ざされる・・・・・。一方、世界ランキング上位の英米の大学卒日本人は採用する。

 

以上の「予測」が正しいとするなら現在の小学受験、中学受験など、日本の大学進学向けのありとあらゆる努力は全く意味のないこととなる。

経済的に日本の大学しか行き場がないという人は凋落の一途を辿る日本の大学であっても、そこに行くしかない。しかし経済的に余裕がある人は1学年あたり1万人くらいはいるはずだ。そういう人は世界ランキング200位以内、できれば100位以内の英米の大学への進学を目指して今直ぐ計画を立てるべきだ。

 

周囲を見渡してもアメリカの大学に積極的に行こうとしている同級生、先輩、後輩はいないのだ。いるとしても極く少数なので分からない。他の誰かが、そうするから私もする、という姿勢では決断ができない。勇気がいるのである。

 

 

 

 

 

 

 


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