富士通、理研などの頑張りで量子コンピューターの実用化が2030年に実現し、同時にAI自動翻訳機能が完全なものになれば言語障壁はなくなる。富士通や理研ではなくてもIBMかGoogle,が実現する。言語障壁がなくなれば日本を含む世界中の企業が一斉に英米一流大学出身の者を採用する。世界ランキング低位の日本の大学卒など採用しなくなる。そう考えると、日本のトップ大学を目指して中学受験をするのは無意味に思える。そういう状況になることを見越して「教育」を考えなければならない。
日本政府には国家戦略が微塵もない。その政府の稚拙な文部行政の影響を受けて2030年ころには東大、京大の2大学が世界大学ランキングの100位から転落してしまう。あろうことか、東大、京大が300位とか400位に低迷するようになる。私立大学は当然ながら800~1000位となる。日本の私立大学は1970年から私立大学経常費補助金を「注入」されていて、毎年約3千億円、1970年~2019年の49年年間で12兆7,092億円が「注入」された。それにもかかわらず、日本の私立大学は世界大学ランキングでは低迷していて浮かび上がれない。どこかが狂っているからだ。戦略的に大学を運営している英米の一流大学は、2030年にも盤石であることは疑いの余地がない。あなたは、それでも日本の大学を目指すか?
さて、下のリストは、ほんの一部ですが、卒業後、10年程度で高収入を得る可能性が高いアメリカの大学のリストです。著名大学に並んで聞き覚えの無い大学がちらほらとある。YaleよりNotre Dame、Notre DameよりHarvard、HarvardよりStanfordやGeorgetown、StanfordやGeorgetownよりDuke、DukeよりPrincetonが高い。さらにPrincetonよりU of Penn、U of PennよりMIT。MITより高いのがUniversity of the Science・・・・・・。GeorgetownやNotre Dame、Dukeに関心を持つ日本の高校生は皆無と思うが注目すべき大学だ。
MIT Penn Princeton Duke Georgetown Stanford
Harvey Mudd Caltech Harvard
Lehigh Carnegie Mellon Georgia Institute of Tech
Rice Yale University of Michigan Rose Hulman
DigiPen Institute of Technology Kettering University Babson
Bentley University Clarkson University Worcester Polytechnic Institute Stevens Institute of Technology