開成と灘の現役生の東大の文系学部進学者数は2021年はなんと合計で54名もいた。
本来なら、これらの人達は理系メジャーとすべき人達であり、東大の文系などに進学してしまったことは「国家の損失」だ。地方の高校から東大の文系学部に入学してしまった人も同様だ。
東大の文系学部を卒業する頃から2030年にかけて、すっかり世の中が変わってしまう。早ければ2030年には量子コンピューターが実用化される。
実現したなら「高度なレベルの判断業務」は自動化され、それに携わっている人材は「リスキリング」を要求され、数学、統計学、プログラミングなどの能力を身につけるよう迫られる。それができない者はスクラップされる。
だから、手遅れにならないうちにアメリカの大学にトランスファーしてComputer Scienceをメジャーとするべきだ。アメリカの大学にトランスファーしてComputer Scienceをメジャーとする場合は、東大在籍中に数学、物理科目で好成績をとることが求められる。
東大で文系科目を履修してもアメリカのトップ大学に単位を移行できるのはほんの一部だけだろう。