メルビルの白鯨は1851年に出版された。
黒船来航は1853年
安政の大獄は1858年
桜田門外ノ変は1860年
大政奉還1867年
鳥羽伏見の戦い1868年
こんな時代の古色蒼然とした英語を現代日本人が読めるのか?
go to seaは通常はto become a sailorで船乗りになるだが、get to seaは辞書に載っていない。
原作のget to seaを、出版されている翻訳本では2冊とも「海に行く」と訳されているが誤訳に違いない。
If they but knew it,は、どう訳せば良いのだろうか?
江戸末期に書かれた英文をいくら名作だからと言って、日本人が読むのは無理があるように思えて仕方がない。日本語ですら1892年作幸田露伴の五重塔をちゃんと読めやしないのだから。
だから、Moby Dickの原作を読むのはやめた・・・・・。
身の丈にあっているのは、こちらの方だ