アメリカボストン空港から西へ一直線に車で2時間ばかり走って着いたところにポツンと名門Prep School、Deerfield Academyがあります。
https://www.youtube.com/user/DeerfieldAcademy
この学校からは2011~2015年の5年間にHarvard,Yale,Princeton,Dartmouth,Brown,Cornell,Columbia,University of Pennsylvania,Stanfordに合計で200名以上が進学しています。卒業生約600名中200名、33%がアイビーリーグ、スタンフォードに進学している計算です。
灘や開成に勝るとも劣らないアメリカ有数の私立高校です。東大、慶応、早稲田にどうしても入りたい向きは開成に進学するのが良いのでしょうが、開成に入ってもアイビーリーグ、スタンフォードに進学できる可能性はほとんどありません。開成からアイビーまたはスタンフォードに入学したのは2013~2015年の3年間にわずか5名に過ぎません。
日本の富裕層の子供にとって、灘や開成などなどの日本国内の進学校に入るのは決して賢明なことではないのです。アメリカのDeerfield Academyのような高校に入るのがベストなのです。
(ちなみにアメリカのPrep Schoolは中学3年~高校3年の4年間ですので中2で応募することになります。途中入学は可能です)
繰り返しになりますが、「東大、京大、慶応、早稲田にしか行けない」優秀な”中流未満”の死に物狂いの人たちと見苦しい受験競争をしても得ることなど何もありません。
Deerfield Academyに日本人は過去、現在、多分誰も在籍していないと思います。この学校に応募するには以下の要件を満たす必要があります。
Candidates for grades 9 and 10 should take the SSAT, Secondary School Admission Test. The ISEE, Independent School Entrance Examination, administered by the Educational Records Bureau, is also acceptable.
Candidates applying to grade 11 should take the SSAT or the Preliminary Scholastic Aptitude Test (PSAT). Candidates applying for grade 12, or for a postgraduate year, should take the SAT Reasoning Test or ACT.
A minimum TOEFL score of 105 is required for application.
TIOEFL iBT105は日本の中学2年生~高校1年生が到達できるスコアとは思えません。
SSATは日本では下記で受験可能です。
The American School in Japan
1-1-1 Nomizu Tokyo 1820031
Nagoya International School
2686 Minamihara-Na
これから受験可能な試験日ですが2016年、3,4、6月となっています。
http://www.ssat.org/images/documents/test/2015-16_Test-Registration-Calendar.pdf
このように粒さに見ていきますと、今、日本中で英語学習が熱を帯びていますが、中流未満の家庭の子供が英語を学習しても、「無意味」であることがはっきりと見えてきます。小学校、中学、高校、大学は日本の学校、大学にしか行けないのですから、必要以上に英語の勉強をすることは時間の浪費なのです。就職してから必要だというなら大学在学中に勉強すればすむことです。
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Deerfield Academyに合格するにはTOEFL iBT105以上必要
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