最新情報によればケンブリッジに在籍している日本人は26名、オックスフォードに在籍している日本人は19名となっています。
ケンブリッジに在籍している中国人は何と337名、韓国人は50名。
オックスフォードに在籍している中国人は292名、韓国人は69名。
日本の教育の国際化が遅れていることが歴然としています。
文部科学省、財界は「日本の大学を国際化」しようとしていますが、もはや手遅れであり、無駄な努力で空回りしている、あるいはブレーキがかかった状態でアクセルを踏むような状態になっていて過熱で大学そのものが壊れかかっているのが実情でしょう。
そういう日本の大学に入っても、グローバル人材は育たないことは余りに明白です。
グローバル人材を目指す優れた高校生は、時代遅れの日本の大学ではなく英米の大学に進学するのがベストなのです。
何を躊躇しているのか、私には理解できません。
日本人のオックスフォードへの応募者数がどの程度かは分っており、過去3年で105名です。合格率は18%。
多くの優れた高校生が東大、京大を目指して努力していますが、肝心の大学のほうは、国際ランキングが下がる一方であり、東大、京大は100位以内に踏みとどまっているものの、他は圏外という惨状です。東大、京大に入れないと、世界ランキング200位にも手が届かない日本の「一流私立大学」に行くしかない・・・・・・・・・。このような有様では、いずれ日本は中国、韓国、その他のアジアの国にリーダーシップを奪われるでしょう。最も怖いのは中国にリーダーシップを取られることです。
日本各地の優秀な高校生は英米のトップ大学を目指して奮起していただきたい。日本はこのままでは危ういのです。
灘、東大寺、ラサール、開成、といった一流高校も医学部進学を熱望する父兄の顔色を伺っているだけの体たらくでありリーダーを育成するという本来の使命を忘れているのではないでしょうか。人工知能の進化や”クリスパー”で医療が激変することが囁かれており、医学部に生徒を送り込めばいいという時代は終わっています。
参考
”人工知能と「神の技術」を融合すれば、人間の寿命は500歳まで延びる!?遺伝子の改変によって、私たちの顔、身長、体型、性格、知能、運動能力は、望み通りに変えられる!?不老長寿を目指すグーグルやアマゾンが本気で取り組む「生命科学×IT」の可能性。”
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