日本人高校生にとってアメリカの州立大学と言えばUCLAかUC-Berkelyと相場が決まっているようですがSAT Mathのスコア分布を見る限り「UCLAよりもUniversity of Illinois-Urbana ChampaignやUniversity of Michigan-U\Ann Arborのほうが優秀な学生の割合が高い」ことがうかがえることは既に触れました。
UCLAはOhio State University^ColumbusとSAT Mathのスコア分布が似ていることにも触れました。
繰り返しますがUCLAの学生の学力レベルはOhio State University Columbusとほぼ同レベルだろうと考えられます。
University of IllinoisやUniversity of MichiganはSAT Mathのスコアが600を切る学生は5~9%しかいませんがOhio State Columbusは20%もおり、UCLAに至っては実に24%もいるのです。
日本の進学校の生徒がSAT Mathを受験したなら600を下回ることはないはずです。
University of CaliforniaのほかのキャンパスのSAT Mathの600未満の割合は下記のとおりです。意外にもBerkeleyが15%もいます。
San Diego 13%
Berkeley 15%
Santa Barbara 29%
Davis 33%
Irvine 39%
University of Illinois 5%
University of Michigan 9%