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Channel: 日英米同時受験
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思い込みが怖い

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国内にあるインターナショナルスクールの私立小学校の年間の学費はウイークデーの通学で170万円程度のようですが、一方イギリスの私立ボーディングスクールの学費は年間約2万7千ポンド、今の為替レート1£137円で計算すると370万円です。イギリスの場合、これに航空運賃、ガーディアンフィーが加算されますから450万円程度には膨らむでしょう。

 

170万円対450万円。イギリスは日本の2.65倍の費用がかかるというのがおおまかな実態です。

 

 

 

日本インターの費用は安いので魅力的ですが、しかし国内で英語のイマージョン教育をすれば英語の力が本当につくのでしょうか?

 

 

 

いくら学内で数時間程度英語に浸ったからといって、周囲が日本人だらけの環境では本当の英語は身につかないと考えるのが妥当のような気がします。一部例外はあるかもしれないものの大方の子供は身につかない可能性がある・・・・。一番怖いのは身についたと思ってしまうことではないでしょうか?

 

 

あるインターナショナルスクールの小学校2年の生徒の英語のスピーチがWEBで公開されていましたので、英語を聞きましたが「発音」は、私の耳には完全な日本語の発音、イントネーションに聞こえました。気のせいだとは思いますが・・・・。

 

 

ところで「生徒が英検準1級に合格した」というような宣伝を目にしますが、注目すべきは「何%の生徒が英検の何級に合格したか?」です。さらには、そういうデータを公表する場合は、帰国子女はデータには含めないこと。

 

そして、英検を基準にしたいのであれば卒業時の一級英検合格者、準一級合格者、二級合格者、三級合格者の割合のデータ公表するのがフェアーな態度でしょう。しかし、今までのところ、そういうデータは目にした覚えがない。

 


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