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アメリカのトップ大学で理系を専攻した者が生き残る

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5月25日の日経新聞2面の記事を読んでも、まだ法学部、経済学部、経営学部、国際関係学部、その他もろもろの文系分野志望で突き進むという人がいたなら余程呑気な人だ。その記事はアメリカの大統領選に関するものだが、その中に「2030年までに米国1億5千万人の就業者の25%(3千750万人)がAIに仕事を奪われる」と書かれている。それを日本に当てはめると、就業者数6千7百万人の25%、1千7百万人がAIに仕事を奪われる」となる。記事では、失業が懸念されている例としてアマゾンの倉庫で働く10万人、トラック、タクシー運転手400万人を挙げているだけで足元で進行しつつある「事務分野」のRPA化には触れていないが、日本の大卒文系が目指すであろう国内の銀行、保険、証券はAI化で文系社員は不要になる可能性が一番高い。空運、陸運会社もAI化で文系社員は不要になる。地方公務員もIT化が進行すれば文系職員は不要になる。今の中学生が大学を卒業するころに、そういう時代が到来する。2030年ころに人材需要があるのは生命科学、物理、化学、コンピューターサイエンス分野などの理系分野だけだろう。法学部、経済学部、経営学部、国際関係学部というような分野の人材需要は激減するかゼロになる。東大、京大、阪大、慶応、早稲田などのブランドに心惹かれて「文系学部」に入り、その後無事にトップ企業に就職してほっとしている「エリート」達を待ち構えているのは2030年前後に訪れるだろうAI社会での大量リストラだ。そういうことも見抜けないで現職にしがみ付いているような人を、企業は、既にもう要らないと感じ始めている。

 

日本では医学部進学が一番人気があるが、「医師」の養成、育成には膨大な時間とコストがかかり、医師不足の状態が続いている。だからこそ、その医学分野はAIの活躍が最も期待されていて、診断、手術がAI化されるのは時間の問題だ。医学部を目指す能力の高い中高生は、そのことを十分考慮する必要がある。AIが医師にとって替わる日は必ずやってくる。

 

日本がITで中国に出し抜かれてしまった原因の一つは、優秀な高校生が大挙して医学部に行ってしまったことだ。2030年以降にサバイバルできるようにするために中高生がやるべきことは、理系分野での進学を目指すことである。しかし、それだけでは不十分でだ。日本の大学でサイエンス分野のランキングで100位以内に名前が挙がるのは東大、京大だけだからサイエンス分野で世界ランキング上位のアメリカの大学に進学し、サイエンスメジャーとすることを目指すことだ。

 

アメリカの大学を目指すには日本の高校など全く頼りにならない。自力で英語力を身に着けるしかない。では、どうやって自力で英語力をつけるのか?方法は簡単だ。

1)先ず、きちんとした「英語の発音能力」を身に着ける(IPAを活用する)

2)英英辞書だけを使う

3)サイエンス科目を英語で勉強する(例えばStudu.comで)

以上

 

 

 


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