日本には782も4年制大学があり、実に70%が文系専攻だ。1~4学年合計で260万人のうちの73.6%、人数にして191万人に達する。1学年あたり約48万人だ。近い将来、毎年、毎年48万人が大学を卒業しても行き場がくなる可能性が出てきている。
数学が嫌いだ、物理も科学も生命科学も理系科目は全て嫌いだ、と言っていれば行き場がなくなる時代がやってこようとしている。
文系の仕事は全て人工知能にとって替わられる。その中には弁護士、公認会計士といった高度専門職も含まれる可能性すらある。人間は判断ミスや不正を行うが人工知能は、アルゴリズムさえしっかりしていれば判断ミスや不正を行わない。
これからの時代の理系の仕事は人工知能を駆使して文系の仕事をコンピューターに代替させることだ。生きて行くためには理系に進むしかないのである。
理系人材が不足したらどうなるか?理系人材が豊富な国の先進的企業に市場を奪われることとなる。具体的には人工知能先進国のアメリカ、中国の企業に日本のマーケットが奪われる。