Quantcast
Channel: 日英米同時受験
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3138

アメリカの大学で社会科学を学ぶ危険性

$
0
0

今のところ、まだ漠然としていて、さっぱりわからない、私の能力じゃ全貌を掴むのは無理、という気がしますが、第二次大戦前後のアメリカの大学での亡命ユダヤ人知識人の活躍ならびに、その後の影響が気になっています。自然科学はさておくとして、哲学、社会学、政治学、心理学といった分野での影響が気にかかります。

それと言うのも、今まで、フランクフルト学派の席巻という「事実」について余りにも無知であったからです。マルクーゼまでは何とかフォローできても、後はさっぱりです。

一見、進歩的考え、の多くは、元をたどっていくとフランクフルト学派の思想家にたどりつく。言ってしまえば「シオニスト」の「反ナチ思想」で、フェミニズム論、ジェンダー論などに発展、進化しているようです。

不合理な現状を「改革」するのに有効だと思えて来るような考え方、反論し得ないような進歩的考え方、の奥底には、社会を根底から破壊する恐るべきパワーが秘められている。

ざっと調べて分かった範囲でではThe New Schoolの教授であるNancy Fraserはフランクフルト学派の流れをくむ著名な Political and Social Scienceの教授のようです。

「宗教」は怖いものだ、というのが世間一般の考えですが、本当に怖いのは、フランクフルト学派の流れを汲む、思想、哲学です。おそらく日本の社会科学の学者、研究者、ジャーナリスト、官僚といった知識階層の50%以上は、何らかの影響を受けているでしょうし、私たち一般庶民も知らず知らずのうちに影響を受けている可能性がある。

アメリカの東部名門大学で社会科学など専攻しようものなら、確実にフランクフルト学派の影響を受けてしまうんじゃないでしょうか。



Viewing all articles
Browse latest Browse all 3138

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>