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ポツダム宣言

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日本共産党の志位委員長が、まるで自分は無関係な外国人ででもあるかのように、国会で日本を断罪する様子に、呆気にとられました。

彼はポツダム宣言(、1945年7月26日)の第6項の中の文言「misled the people of Japan into embarking on world conquest」を念頭に置いて、安部首相に対して「過去に日本が行った戦争は、間違ったものという認識はあるか?」と問いただしました。

ポツダム宣言の第6項は「世界征服への着手に日本国民を導いた」ということだと思うのですが、一般の日本人なら当時の日本人が世界征服に着手した、などとは、さらさら思っていないし、ポツダム宣言の、この記述は誤りだ、と思うはずです。

その宣言を盾に、志位委員長は、「間違ったものという認識はあるか?」と問いつめようとしたわけです。

「虎の威を借る」とは、まさにこのことです。

ポツダム宣言の第3項で「決意をもって、我々の(米英中3国の)軍事力全てを投入すれば、日本軍は壊滅し、また、日本の国土は焦土と化すだろう」と脅迫しています。

そして、実際に、8月6日、9日に原爆を投下し、まさに「日本の国土は焦土と化すだろう」という言葉を実行に移しました。

ホロコーストの犠牲になったユダヤ人は500万人で、かかった時間は10年以上。原爆犠牲者は24万人で、かかった時間は「一瞬」

人間性に対する罪、としてどちらが重罪か?

そのような相手に「私たち日本人は世界征服などに着手していませんよ}などと言えるはずもなく、唯々諾々と認めざるを得なかった、のが真実。




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